心のなかで叫ぶ「自分はとても孤独だから、寂しくて、思いのほか、ダメな自分に負け
そう」と。
もう一回叫ぶ「私は今から口実を作るだろう。それは、今なお聞こえる周りの囁き
が、孤独に導くように、私をそうさせるからだと。」
それは、自分だけが、孤独であり愛想をつかされたと、おもいこんで、自分自身が
与える拡散された、手取り足取り教わってきたことの自分らしさを探ってみた
挙句の果てにくる、自分の愚かさに呪う、思惑どうりの愛情不足に悩むことの
脅迫観念が互い違いに襲ってくる心の痛みだ。
私がこうだから・・。僕はこうおもえない・・。誰かがこうおもっている・・。
もし、何かの例えとして、呪縛のなかの本能の導きが孤独から自分を救ってくれる
なら、答えがそこに乗っかっているだけで、物欲しげに周りを見回してみても
だれも、その答えを救ってくれない。
誰しもが、自分の身のかわいさにうぬぼれて生きている訳ではないだろうが、
もしものときの為に身の内になる木の下で、肩を寄せ合って生きていきたいものだ。
今度生まれ変わったら、もっと理解が深まるような人間の中に生まれたいと、今ある
すべての思いを封じ込めても、僕も私も貴方も所詮、同じ穴のムジナとして、自分たち
だけはと、集団の意識を持ちたがる、そこにはぐれたものを処理することに、一挙手一
投足にまで鋭い眼が光るものであり、変に目立っている人の悩みを打ち消してしまう。
それは、あたかも孤独にもがく心の闇を見抜かんとして、らしくないポーズにさせてし
しまうほど、寂しさとはいかんともしがたいほど他人との感じ方にあるのだから。
もし、今、あなたが孤独の寂しさに消え入りそうならば、お願いがあります。
僕は孤独に誘惑された人間として言えることがある。孤独になろうとする、人の誘惑に
は「自分ともおもえないこと」「自分しかわからないこと」「自分がこわいと思うこ
と」があると思います、この3つの気持ちを抑えずに吐き出してください。
そして、「自分がおもいたいこと」「自分にきっとおもえること」「自分が怖くないと
教たいこと」に変えていって欲しいのです。
こんなことでもいい、周りを変えずに自分を変えることは、極難に立ち向かう人間の
一番ひもじい心の悩み、それが、本当の孤独なんだと思って欲しいんです。
「じれったいほど、周りの空気に読み込まれずに、自分の醸し出す空気を
読ませることは、きっと、自分が変わってきたと思える、きっかけであってほしい」